人材・教育 企業研究

17卒必見 インテリジェンス・ベネッセが10月から新卒向け就職支援サービスを開始!

アイキャッチ2

 

今年から経団連の新ルールで新卒者の就職活動期間が後ろ倒しになり、選考期間が短縮しました。しかし、この仕組みで就活期間が短くなった学生は一握りで、大多数の学生は就活をしている期間が長くなってしまっているのが現状です。 

効率的な就活や採用へのニーズが高まっている中、ベネッセホールディングスと求人サービス大手のインテリジェンスが共同で設立した「ベネッセi-キャリア」が、10月から新卒者向けの就職支援サービスをスタートします。学生から効率的な就活が求められている中、どのような新サービスを始めるのか、株式会社インテリジェンスNEDディビジョン新卒事業部事業部長兼株式会社ベネッセi-キャリア取締役の大竹航さんにお話を伺ってきました。

 

なぜベネッセとインテリジェンスが一緒に会社を立ち上げたのでしょうか?

 

景気が良かろうが悪かろうか、新卒で就職した会社を3年以内に辞めてしまう人は約3割、1年以内に辞めてしまう人は約1割います。

 私たちが課題と捉えているのは、3年以内に辞めてしまう3割よりも、1年以内に辞めてしまう1割です。3年で転職するケースは一般的にあると思いますが、1年以内に辞めるケースでは、就職活動の際にミスマッチが起こったと考えるのが自然だと思います。この課題を解決するために、新卒の就活には第三者によるエージェントが必要だと考えました。

 ただ、就活が目前に迫った学生から相談を受けても、私たちは魔法使いではないので第一志望の企業から内定を得るアドバイスをするのは難しいです。就活を始める前の早いタイミングに学生と会うことが出来れば、その学生にマッチした企業に就職するには何を考え、準備したら良いのか、気付きを与えていくことができます。

そこで多くの企業とチャネルを持つ求人サービス大手のインテリジェンスと、日本で最も大学や学生とチャネルをもっているベネッセが手を組んで、新卒の就職活動のミスマッチを解決するための「DODA新卒エージェント」という新サービスを始めることになりました。「DODA新卒エージェント」は、新卒者および第二新卒者を対象に就職活動を支援するエージェントサービスです。専任のキャリアコンサルタントが、学生の就職活動中に遭遇する悩みや目指すキャリア、志向性などに対してきめ細かくカウンセリングを行い、希望や適性に合った企業を紹介・推薦していきます。

 

「ベネッセi-キャリア」では、ベネッセの存在が「まなび」の要素を付加していると見受けられましたが、どのような形でこの新サービスに貢献していくのですか?

 

端的に言いますと、「学内インターンシップ(就業体験)」です。

 

「学内インターンシップ」とは?

 

「学内インターンシップ」は、大学の正課(単位が取れる)授業の中で行われる企業参加型のインターンシップです。専門の講師の講義と企業によるプログラムを組み合わせ、座学のみでなく実践的なキャリア教育を提供することで、学びの質を深めることを目的としています。

基本15コマで2単位の授業として実施します。2社に5コマずつ講座を担当してもらい、残りの5コマは「働くとは」などのテーマでの講義を実施する予定です。

企業に担当いただく5コマでは、一つのテーマ・課題に対して、グループで企画立案・ディスカッション・プレゼンテーションを行うなど、社会で必要なスキルを身につけるプログラムを実施します。たとえば、実際にWEB系企業の現場で働いている方を講師として招き、「iOSを何に組み込むとより生活が豊かになるのか」というお題が出され、グループワークで話し合います。話し合いの途中でダメ出しをされることはあると思いますが、最後にはちゃんとプレゼンテーションまで実施してもらいます。しっかりとしたプレゼンテーションをするには、裏付けとなるマーケティングデータなどの根拠があり、なおかつロジックがしっかりとしているのかをチェックしながらお題に対する企画を組み立てていかなければなりません。大学の普段の講義では味わうことのできない、ビジネスパーソンが実際に行っている仕事の流れを大学の中で体感してもらいたいのです。

 

学生からキラキラとみえる企業の講座は是非受けてみたいです!

一方で、みんなが大手企業に就職できるわけではなく、中小企業に目を向けることも大切だと思います。中小企業には、具体的にどのような取り組みでアプローチをしていきますか?

 

学内インターンシップは、大企業のみを対象にしているわけではありません。例えば、地域に根付いた大学と企業だったり、または特定のスキルが学べる大学とそのスキルを活かせる企業とで、学内インターンシップの授業をデザインすることもできます。中小企業で自身のやりたいことに拘り、イキイキと働いているビジネスパーソンのリアルな話を聞くだけでも、ずいぶんと学生の目線が変わってくると思います。

 

中小企業がインターンシップを積極的に実施出来てこなかった課題をどのように解決していきますか?

 

これは中小企業に限った問題ではなく、大企業でも同じ課題を抱えており、まさにその課題を解決するために「学内インターンシップ」を考えました。これからインターンシップの学生側のニーズは今以上に爆発的に高まってくると思うんですよね。ただ、企業側が受け入れる枠が爆発的には増えることはないです。 

例えば、ある企業が100名程度をインターンシップで受け入れるとなるとかなりの手間や社員協力が必要になります。結果、1day~数日ほどの短期インターンシップにせざるを得ない。さらにこんなに手間暇をかけても、採用に直結するかわからないというのが現状です。 

それならば、と、インターシップをやりたいという多くの学生を受け入れつつ、企業も実施しやすい方法を考えました。日数もかけてしっかりインターンシップをやろうとすると夏休みに偏ったりしますが、正課授業として開催することが可能な「学内インターンシップ」でしたら、時期にも縛られずに実現することができます。

 

講義にすることで多くの学生と企業がそれぞれを深く知ることができるんですね。

どのくらいの規模でこの「学内インターンシップ」を開催する予定ですか? 

 

最初から学生1万人の受講希望があったとしても、実現するのは難しいです。おおよそ1つの学科で3,4クラス、1クラスあたり40人単位で実施する想定です。参加したいと考えてくださる企業は多くいらっしゃると思うのですが、正直なところ、まだまだ企業側が学校を選んでしまう傾向があるんですよね。

 人気企業と上位校を合わせるだけなら、私たちが入る意味はあまりありません。それよりも、優良企業なのに学生には知られていない中小企業と上位校が出会う機会をつくったり、地方の中小企業と地方の中堅大学を結びつける場を作ることが出来たら、と考えております。

 そういうことも全部ひっくるめて、来年度最大で100授業1500コマ程度を実現させていきたいと考えています。

 

「ベネッセi-キャリア」の「学内インターンシップ」の内容をお聞きして、雇用のミスマッチ改善や学生の「働く」ことへの意識を強めるといった可能性が見えてきました。

このようなサービスを通じて、日本社会にどのような方向付けをしようと考えていますか? 

 

シンプルに言うと「まなぶ」と「はたらく」を繋げることです。ベネッセさんと一緒に新しいサービスを始めるからには、「人は一生学べる・成長できる」ということを伝えたいです。

 日本の学びは、費用対効果がものすごく低いといわれています。MBAなどに行くと1年間6、7万ドル授業料がかかります。これは日本円にしておよそ800万円。対して、日本の授業料は年に100万円くらいですよね。なぜアメリカでは高額な授業料を支払うのかというと、将来就職した際に給与として還元されるからです。日本では、学んだことよりもどこの大学を出たのかが重要視される傾向にあるので、大学に入ってからの学びが軽視されがちではないかと感じています。

 日本企業も学生も「まなび」に対してしっかりとスポットを当てることができれば、企業はよりその人の能力を見るようになりますし、学生も貪欲に学ぼうとするはずです。もちろん性別や年齢、国籍ではなく、その人が「何ができて」「どんな成果が出せるのか」が重要になってきます。「ベネッセi-キャリア」では、学生の“まなぶ”と“はたらく”をつなぎ、社会に出ていく若者たちに、よりよい学びと仕事との出会いを提供できるよう、サービスの開発に取り組んでいきます。

 

 (編集後記)

大学の早い時期から社会と接点を持つことは大切なことだと思います。筆者は大学1年生の時、大好きなサークル活動に明け暮れ、目標もなく、ただ漠然と過ごしていました。ふと、自分の将来を考えると不安しか抱きませんでした。就職活動は、大学受験と違い正しいやり方があっても答えはありません。しかし、ベネッセi-キャリアさんの「学内インターンシップ」では、どうしたいのか迷っている学生にも働く自分の具体的なイメージを描くきっかけになるサービスだと実感しました。

 

About the author

gakuseikichi

Add Comment

Click here to post a comment

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

本要らず!エクセルの小技特集!!

本要らず!エクセルの小技特集!!

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

Follow Me