イベント情報

学生なのにここまでやれる!学生の広告プランを、企業がカタチに。/学生団体Adfes

 皆さんにとって広告ってどんなイメージですか?もしかしたら、お堅いイメージが強いかもしれません。実は、そんな広告を学生たちが考え、しかも企業が実現してくれるイベントがあるってご存知でしたか?
 今回は、学生最大の広告祭を開催する学生団体Adfes代表佐藤さんと、広報局長山田さんの2人にお話を伺ってきました。

 

学生が考えた広告が世に影響を与える!?

 

―はじめに、イベントの概要を聞かせてください。
 佐藤さん:このイベントは、大学生のチームが企業から出されたテーマに沿って、予算内で広告プランを考えるというものです。テーマや審査基準などは、毎年大会の1か月くらい前に発表されます。プラン内容は、予算内であれば、イベントを開催したり、広告を作ったり、何をしてもいい、いわばトータルプロモーションです。格闘技で例えれば、総合格闘技のようなイメージですね。
そして、出来上がったプランを大会で発表し、その中でグランプリを決めます。グランプリに輝いたプランは、実際にその企業さんによって実現されます。

 

―その大学生の出場チームはどうやって選出されているんですか?
山田さん:様々な大学の広告研究会(以下広研)の有志から構成されています。最初は関東の3大学のみで大会を開催していましたが、今は関西の2大学も含めた15大学の46チームで開催しています。このイベントは今年で13回目を迎えることができました!

IMG_9477 イベント当日の会場の様子。多くの人が見に来ている。

P7111167 発表は全員スーツで行う。スーツは暑くて大変だそう。

 

―企業から出されるテーマにはどんなものがあるのですか?
 佐藤さん:今年のテーマは、Wantedlyさんの就活アプリのプロモーションでした。去年はドコモさんに協賛いただいたのですが、このイベントで出た案が実現されたことによって、ドコモサイトのPVが1.5万PVを超えることができました。おかげさまで、各種メディアにも取り上げていただきました。

 

―すごい結果を残されたんですね!結果が出ると、プランを考えた学生さん方も嬉しいでしょうね。
 佐藤さん:そうですね、やはりAdfesの一番の強みは学生が考えた案を、企業が実際にカタチにしてくれることだと思います。グランプリも企業が実現可能性なども考慮して、最優秀賞を選びます。学生という内輪で盛り上がるだけではなく、社会人も巻き込んだイベントってなかなかないと思うんです。また、明確なゴールに向かってみんなで頑張ることにも意味があると思っています。

IMG_0020 今年グランプリを受賞したチームの皆さん

 

企業だけじゃない、広研だけじゃない、外部の学生も巻き込んだイベントへ。

 

―企業が審査されるということは、見に来ている学生は審査には関わらないのですか?
 山田さん:そんなことはないですよ!グランプリとは別に、学生賞というものがあって、これは学生の投票によって決めます。この大会には本選の前に予選があるのですが、本選に進める大学が常連大学になってしまっていて、せっかく新しく参加してくれた大学が予選敗退になってしまうことが多かったんですね。
 そこで今年から、予選落ちしてしまった案をホームページで公開投票し、人気だった案を本選で”学生賞”として表彰することにしました!

IMG_0005 学生賞の発表

 

―なるほど、ニーズに合わせて企画内容も少しずつ変わってきているんですね。ちなみに他にも今年から行った試みはありましたか?
 佐藤さん:はい、新しくサイトを立ち上げたのと、フリーペーパーの作成を始めました。サイトはこれまではイベントのことしか扱ってこなかったのですが、今は外部から広告好きな学生を集めるために記事を連載しています。「学生と広告」をテーマに学生や企業の方へのインタビュー記事です。イベント開催前までは各大学の広研へのインタビュー記事を掲載しました。大会が終わったこれからは企業さんへのインタビュー記事を掲載していきます。(サイトはこちら→http://www.ad-fes.com/
 この企業さんへのインタビューの中で、プロのクリエイターの方にお話を伺う機会があったのですが、「その辺にある看板だって広告なんだ」とおっしゃっていました。それを聞いて、ますますフランクな形で学生と広告を繋げていきたいという想いが強まりました。
 また、フリーペーパーは大会の当日に配布しました。今回は渋谷や吉祥寺といった学生が集まる街にあるカフェを特集しました。これもただカフェを紹介したのではなく、広告好きな学生が入り浸って作業しやすいようなコンセントなどの設備が整ったカフェを特集しました。
 これらのメディアはまだ立ち上げたばかりで暗中模索しているところなので、イベントが終わったこれから発展させていきたいです。

IMG_2281 今年のパンフレット(右)とフリーペーパー(左)

IMG_9470 2つともイベント当日に手渡しで配布された

 

―様々なことに取り組まれているのですね。ところで、先程お話に出ていた今年のイベント当日の運営はどうでしたか?
 山田さん:このイベントは、各大学の広研から有志4人ずつ、合計40人で運営しています。そして、各大学の広研ごとにカラー(得意分野)があるので、それを活かして協力し合いながらイベント全体を運営しています。例えば、青学や成蹊の広研はミスコンなどのイベント主催に強いのでイベント担当、などです。

 

学生だからこそ作れる、ユーザー目線の面白い広告を届けたい!

 

―そのようにしてイベントを運営する上での想いはありますか?
 佐藤さん:僕自身、最初は広告に対して「堅い」というイメージを持っていました。ですが、広研に入って先輩たちがAdfesで勝ったり負けたりして泣いている姿を見るうちに、全然堅くないということに気づきました。今は、広告をよく知らない人にも広告の「楽しさ、面白さ」を広めていきたいと思っています。そのために、面白いと思ってもらえるような広告を追求していきたいです。
 これまでは広研という大きな団体内だけでやっているイベントでしたが、これからは広研外の人も巻き込んで、ゆくゆくは学生広告の甲子園を目指していきたいと思っています!
 山田さん:私も最初はメディアに興味があってなんとなく広研に入りました。ですが次第に広告の楽しさを知っていきました。Adfesでは学生が考えた広告が世に出る、学生なのにここまでやれる、という感動を届けられればと思っています。

IMG_2256 Adfesへの想いを語る代表の佐藤さん(左)と広報局長の山田さん(右)

 

―学生が作った広告の強みは何だと思いますか?
 佐藤さん:プロの広告マンの方は、クライアントとユーザーの中間地点に立って考えなければいけません。そして、クライアントの要望を考慮するためには数字的、機械的に考えなければならない。僕たち学生はプロではありません。だからこそ、クライアントの要望も考慮しつつも、よりユーザー目線に近い思いきった広告が作れると思っています。
 山田さん:私も自分たちが作りたい、かつ数字ばかり気にせず、みんなが興味をもって寄ってきてくれるような面白い広告を作りたいですね。

P7111145 街中にあったら思わず立ち止まって見てしまいそうな広告プラン。

 

―最後に、来年に向けての抱負、目標をお願いします!
 佐藤さん:今年から始めたサイトとフリーペーパーを上手く波に乗せて、より多くの方にAdfesを見に来ていただきたいです。また、僕たち3年は今年いっぱいで引退してしまうので、後輩に引き継いで今年よりも何倍もいいイベントを作ってもらいたいです!
 山田さん:今回グランプリを受賞したチームのプランがこれから実行されていくので、今後の経過を見守りたいですね。あとは、来年はもっと多くの広研さんにも参加していただきたいです!参加お待ちしております!

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こちらも是非ご覧ください!
HP: http://www.ad-fes.com/
Twitter:https://twitter.com/Adfes_twi
Facebook: https://www.facebook.com/ADFES2011?fref=ts

 

【編集後記】
広告に対して、クライアント企業のことばかり考えているというイメージがありました。ですが、お二人のお話を聞いてむしろユーザーを惹きつけることを重視されていて、いい意味で驚かされました。これからも多くの人をはっとさせる、感動や驚きを与える広告を、学生らしさを活かして考えていただきたいと思います。そして、このイベントが学生広告の甲子園となることを祈っています!

 

~実際に行ってみた!!~

  「【コンテストレポート】「学生広告の甲子園」Adfes2014に潜入取材!!」

~追跡取材してみた!!~

  「あなたも「前向き美人」に。学生提案の歩きスマホ防止キャンペーンを実施!/Adfes 2014」

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gakuseikichi

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