サービス・インフラ 企業研究

セクシュアリティに関わらず、すべての人が自由に幸せを追求できる社会/株式会社Letibee

“セクシュアリティに関わらず、すべての人が自由に幸せを追求できる社会”

『Letibee』ではこの理念のもとに、ゲイやレズビアンといったようなセクシャルマイノリティーの人に対して、ウェディング事業やライフプランのコンサルを行っている。

昨年末に行われたビジネスコンテストTRIGGERで優勝し、今春から事業を本格的に開始するという。今回は代表の外山雄太さんに、事業の内容やご自身の経験、セクシャルマイノリティーについてお聞きしました。

 

 

セクシャルマイノリティーの人に当たり前の人生を

日本では、同性愛者のカップルが当たり前の生活を送れない現状があると外山さんは指摘する。その1つである婚姻制度に、外山さんは注目した。

日本の婚姻制度では、同性愛のカップルが婚姻関係を結ぶことはできない。このことによって、家族同然であっても、保険・不動産・法律等様々な面で、ハードルが多いのだという。例えば、どちらかの名義で口座に預金をしていると、法律上の配偶者ではないために遺産が相続できなかったり、病院で家族ではないことを理由に面会を断られるケースなどが往々にしてある、外山さんは言う。

当事者のカップルもそのような障壁を感じているものの、専門的な知識がないので、このまま一緒に暮らせるのかと、漠然とした不安が膨らむ。しかし自分たちがマイノリティーであると自覚していて、なかなか他者には相談できないのが現状だ。

 そこで『Letibee』では、そのような同性愛者のカップルに対して、カウンセリングを行いライフプランを提供している。また、カップルが結婚式を挙げようとしても、同性愛者であるが故に、式場の提供を断られることが多いので、独自に結婚式場と契約を結び、ウェディング事業を展開している。

 

 

セクシャルマイノリティーだと自覚した時

このような事業を始めようと思い立ったきっかけは、外山さん自身がゲイであり、セクシャルマイノリティーの当事者であることが大きいと語る。

 

 

[box]僕の場合は、高校生の頃に自分がゲイだって自覚したんですよ。ただその当時は、誰にも言えずに生活を続けていました。

しばらくして、男性の方と付き合うことになったんですけど、ある日その人から「いつかは別れなきゃいけないよね」って告げられたんですよ。いやな別れ方をするならと、僕から別れを切り出したんですけれど。結局その人は女性と付き合うことになりました。

もちろん好きでしたし、僕がゲイだって知ってる唯一の人でしたから、取り残されたというか、ものすごい孤独を感じましたね。それからは夜も眠れないし、食べたものを全部吐き出すし。そんな孤独感とか不安を抱えていても、自分一人で抱え込むしかありませんでした。

でも一人で抱え込むのに耐えられなくて、意を決して、信頼している先輩に初めてカミングアウトしたんですよ。その時の感覚は今でもはっきり覚えてます。もしも気持ち悪いと思われたらどうしよう、友だちが1人もいなくなるかもしれない、って気持ちが頭の中をグルグル回ってて。喉元まで言葉が出てるのに、口にはできなくて、伝えきるのに何時間もかかりました。[/box]

 

誰しもが何らかのマイノリティーである

そうして一人ひとりにカミングアウトをしていって、自分の居場所を見つけることができた外山さんは、セクシャリティーとはグラデーションのようなものだという。同性愛者と異性愛者に便宜的に分けているものの、度合いは人それぞれ違う。ただそのように「あっちとこっち」と分けてしまいがちだからこそ、お互いのことを知ろうとしない。

また外山さんは、誰しもが何らかのマイノリティーであると感じているはずだという。

[box]好み・趣味・思想とかって、みんなそれぞれ違うじゃないですか。だからセクシャリティーに限らず、誰もが何らかのことに対して、少し肩身の狭い思いをしているはずだと思います。

多くの人はマイノリティーの部分を隠してしまいがちだけど、そういう人たちが狭いコミュニティーを抜け出せて、いろんな人がいて、お互いを受容し合っている社会のほうが、僕は絶対に豊かだと感じるんですけどね。[/box]

 

今後の展望

そのような社会を目指して、自らが当事者であるセクシャリティーを切り口に事業を始める外山さんは、最後に今後の事業の展望についてこう語ってくれた。

[box]春からサービスを提供するにあたって、今は当事者にアンケート調査を行ったり、それをもとにサービスを向上させている段階です。 ちょっと風呂敷広げすぎたかなってところもあります 笑 ただ、ライフプランってその人の将来を大きく左右するので、最高の状態でサービスを開始させるようにします!

もう少し長期的なことを言うと、必ずしも自分たちだけが、このようなサービスを提供しなくてもいいと感じています。というのも、結婚式場などの様々な企業に営業をしている時に、セクシャルマイノリティーについての知識やノウハウがない企業も多くありました。だから、自分たちで実績や経験を積んだら、そういった企業と一緒に活動もしたいと思っています。[/box]

 

HP:http://letibee.com/

Facebook:https://www.facebook.com/letibee2

 

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atsushi

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