学生インタビュー

ボランティアって何だろう。考えたことはありますか?/Team Tama Action Project

みなさんは、ボランティアについてどうお考えでしょうか。

慣れ親しんだ言葉。当たり前のように世に溢れている言葉。

その意味を、想いを。考えたことはありますか?

行きたい!参加したい!と思いつつも、一歩を踏み出せていない人。

以前ボランティアに行ったことがある人。

今も行っている人。

いろんな人が、3.11について自分なりに考え、行動していると思います。

今回は、Team Tama Action Projectの代表、久保田謙吾さんと、渉外の北村奈々絵さんにお話を伺いしました!

22797_298230990277628_1033146799_n

Team Tama Action Project(←click!)
2011年4月より始動した、法政大学多摩キャンパスの学生による団体。宮城県石巻市・仙台市・名取市・岩沼市を中心に、児童館や仮設住宅に訪問しての子どもたちとのレクリエーション活動や津波の被害を受けた大切な写真の保全活動、歴史の保全活動等に取り組む。また、東京において、東北支援物産展やシンポジウム・ワークショップイベントも開催している。

 

きっかけ

-ボランティアをするに至ったきっかけをお聞かせください

久保田 大学生になってすぐ、被災地に足を運んで、町がなくなっているのを目の当たりにして、本当に、どこなんだろう、と思って。その時最初に見た光景が今でも忘れられず、こうやって活動するに至りました。

北村 3.11の時、わたしはまだ高校生でした。出身は茨城なんですが、茨城も被災しているというのにTVで取り上げられている<被災地>は茨城から上の県であったり、最初の計画停電に茨城も含まれていたりして、「何で?」と思いました。その時から、どういう風に情報は伝わっているのだろうかと、情報の伝わり方に違和感を覚えたのが一番最初のきっかけです。

2013-08-18 033

▲宮城県名取市で津波で流された写真の保全活動をしている様子

―活動内容にある、歴史の保全活動って何ですか?

 久保田 そこの地区の歴史を取り返そう!という想いで行っています。石巻にある小渕浜地区には、大事な資料が津波によって流され、なくなってしまったり、口承伝えでしか伝えられていなかったりする、お祭りや漁などの歴史や文化が多くあります。しかし、それらは100年後、ちゃんと伝わっているかわかりません。それらを、僕たちが、実際にその土地の方々にお話を伺い、資料として後世に遺していく活動です。

 

東北が、好き。

―どういうときにやりがいを感じますか?

久保田 ボランティア先の人と関わることができるのが単純に嬉しいです。東京の学生と、ボランティア先の人、ではなくて、久保田謙吾と、○○さん。という風になれたら一番嬉しいですね。まぁとにかく、東北が好きなんです!!被災地ではなく、東北が好き。だから、そこに行けるのが、幸せだな、と思います!そしてさらに、久保田謙吾、僕自身が、何か好きな土地のために何か出来ているのなら、これに越したことはないな、と思いますね。

北村 人と話すことが好きなんです。

ボランティアの日は、一日の終わりに話し合う場を設けているのですが、そこでいろんな人の意見を聞けるのはとても楽しいですし、面白いです。違う視点から同じことを思っていたり、違う意見を持っていたり。また今までに持っていたものとは違う、いろんな違和感を感じたり。とても興味深いです。

333

▲宮城県仙台市の児童館にてイベントのお手伝い(綿あめ作り)をしている様子

風化をどう受け止めるか

―大変なことってなんですか?

久保田 ボランティアって言っても、タダで出来る活動ではありません。

しかも、Team Tama Action Projectは大学の機関ではありません。なので、企業によるCSR活動の一環として、企業から補助金を頂かないと破綻してしまうんです。しかし、企業側にも3.11の風化が進み、そういう補助金を出すのをやめていたり、ハードルを高くしていたりするので、そういう面も大変ですね。

北村 私は、同期の人も、新一年生も、大学生全体にも。3.11の風化が進んでるのが現状です。大学に入りたてのころは、友人も私のボランティア活動のことに熱心に耳を傾けてくれていましたが、今はそうはいきません。

興味のない人の興味を持っていくのはやっぱり大変ですね。興味があった人の興味をもう一度持っていくのはなおさらです。

 

―やっぱり風化は進んでいるのですか?

久保田 まず決定的なのが、ボランティアの人数が格段に減っていることです。被災地に行ってボランティアをしているのが僕たちだけ、というのもしばしばです。3.11直後の状況を知らない僕たちから見ても分かるほど、ボランティアの人がいません。

被災地の方のつらい気持ちがなくなるという意味での風化はいいと思いますし、風化が進むのがダメとか、そういうことではない。でも、今はまだ、風化すべきではないんじゃないか、とは思います。

北村 私は、ある人に「なぜ風化ってしちゃダメなの?」って言われたのがすごく心に残っています。いつかはするものだし、なんでそこまでして風化を阻止しようとするのか。っていうのを考えると難しいですね。

風化するにもしないにも、仕方が重要なのかなって思って。3.11から学んだ教訓や経験を活かしていければ、ある程度の風化はしょうがないけれど、何もそこから得ないまま風化するっていうのはやっぱり違うんじゃないかと思うんです。

BjDYgvRCEAAUWSi

▲飯田橋にて東北物産展をしている様子

これからのボランティア

―今後どうなったらいいのでしょうか?

久保田 ニーズがなくなればいいなと思っています。外部の者が何か介入してすることがない状態というか、そのあとのことはその市町村や、内部の人がしていくことでもありますし、「もうボランティアは必要ない、次は普通に遊びに来てください」って言われて、団体も閉めて、解散ってなることが一番いいんじゃないですか。団体を閉めちゃうのは寂しいですけどね!

でも、ボランティア団体って、そういうものだと思うんです。

北村 被災地とか関係なしに、東北をもっと皆に好きになってもらいたいな、と思います。

 

―ボランティアって?

 久保田 その質問好きだよ!ボランティアって、素敵だと思う。

ボランティアを、する側と受ける側、から、例えばA子さんとB子さんという個人にまで関係を発展させることができるか、というところまでがボランティアなんです。でもそれは、やっぱり観光ではできないんです。ボランティアって、してる側にも、受ける側にも、そしてその関係においても、発展があるから、すごく素敵だなと思うんですよね。

北村 「微力だけど無力ではない」と思います。

自分じゃない誰かのために何かをすることが好き。それって、すごく人間味のある営みだと思うんです。せっかく人なんだから、そういう営みをして、幸せな人生を送ってみませんか、ってね。思いますね。

 

―他のガクセイになにか一言!

久保田 ぜひボランティアに来てください!

東北に来ないとわからないことが沢山あります。被災の様子とか、本当に今しか見ることができません。その悲惨さを、見られるときに見て頂きたい。そしてあなたに、自分で考えて頂きたい。その上で風化するなら風化してもいいと思います。

ぜひ!ボランティアに来てください。

北村 ボランティアに限らず、自分のやりたいこととか、それぞれ皆さんあると思います。それを、とりあえずやってみてください!時間って限られていますが、みんな平等にありますからね。とりあえず、やってみることです!

 

 

告知メッセージ

こんにちは!

私たちは、Team Tama Action Projectという復興支援団体です。

定期的に東北に行き、ボランティア活動をしております。子どもと遊んだり、おじいちゃんおばあちゃんとお話したり。他にも、ボランティア後に仙台の七夕祭りに行ったり、牛タンなど美味しいものを食べたり!固いボランティアではなく、楽しいボランティアです。

どなたでも参加できるので、ぜひ一緒に東北に行きましょう!

8月は、30(土),31日(日)に宮城県石巻市にボランティアに行きます!

ボランティアに参加していただく方には、交通費の補助金を出しておりますので、普通に行くよりお安くいけるというメリットもあります!

Facebook やTwitterもやっております。ボランティア情報をどんどん流すのでフォローしていただけると嬉しいです!

では、東北で会いましょう!

Facebook:https://www.facebook.com/TeamTamaActionProject

Twitter: https://twitter.com/teamtama311

----------------------

【編集後記】

実は、私自身、ボランティアじゃなくてもいいから、東北に行きたい、行ってみたい!と一歩を踏み出せずにいる一人です。お二人のボランティアに対する精神というか、想いは、今までわたしがボランティアに対して持っていたイメージとは全く異なっており、とても興味深いものでした。

震災についても、ボランティアについても、風化についても。まずは自分で考えをめぐらせてみるのが第一歩ではないでしょうか。

そして、そのあと。もしボランティアに行ってみたい!と思われたなら、Team Tama Action Projectの活動に参加してみるのも一つの手だと思います。久保田さんや北村さんのボランティア精神の虜になること間違いなしです!

久保田さん、北村さん、有難うございました!

About the author

gakuseikichi

Add Comment

Click here to post a comment

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

本要らず!エクセルの小技特集!!

本要らず!エクセルの小技特集!!

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

Follow Me