学生インタビュー

僕らの力でフェアトレードを広めていこう/慶應義塾大学フェアトレード団体Fair Trade Society

  皆さん「フェアトレード」を知っていますか? 直訳すると「公平な貿易」となります。

フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことをいいます。

(参考)FAIR TRADE LABEL JAPAN ,フェアトレードの定義、http://bit.ly/1q5CxsP、2014/7/6

  今回ご紹介するのはそのフェアトレードを日本で広めようと活動されている学生団体です。 2014-07-11-18-10-31_deco 代表を務める慶應義塾大学2年の滝川直人さんと、副代表を務める同じく2年の菊池百合子さんにお話を伺ってきました。

慶應義塾大学フェアトレード団体Fair Trade Society
2012年設立。買い物をちょっと変えるだけで身近にできる国際貢献“フェアトレード”を広めようという理念のもと、フェアトレードについてまずは自分たちが知識を得るためのインプットと、フェアトレードについての説明をまじえながら学園祭などの場で実際にフェアトレード商品を販売するというアウトプットの両方をもって、フェアトレードを実践する活動をしている。現在15名が所属する。

フェアトレード精神ってアメリカでは当たり前

―団体の結成経緯をお聞かせください。

今社会人一年目の先輩がアメリカへ留学した際、アメリカでは人々にフェアトレードが当たり前にように知られていて、また製品の種類も豊富であることに驚いたそうです。一方、日本では「フェアトレード」という言葉さえ知らない人がまだまだたくさんいます。まずは慶應の学生にもっと知ってほしいという想いから、多くの学生がサークル活動にはげむ慶應の日吉キャンパスには当時存在していなかったフェアトレード推進団体を設立したそうです。

 

活動は、アウトプットだけじゃない、インプットして日々成長!!

―どんな活動をされているのですか?

週一のミーティングで、メンバーの中でその回の担当者が作成してきたレジュメに従って知識のインプットとディスカッションを行います。レジュメのテーマは、フェアトレードの基礎的な知識からその課題を考えるところまでを一年を通して設定し、勉強会で得た知識がその後の勉強会でいかせるようなスケジュールを立てています。そして、机上の勉強だけでなく、春休みには実際にフェアトレードが実践されている場を見学するために、主に発展途上国へスタディツアーに行きます!これまでにスリランカ、カンボジア、ベトナムを訪れました。そこで次年度の学園祭で販売するフェアトレード商品を買ってきます。学生が手軽に買えるような可愛い雑貨や日常用品を主に選んできます。

(ここで、スリランカで購入したフェアトレードのマイキータグを見せてくれる滝川さん。手作業により紅茶で染めてあり、世界に一つだけのものだそうです。)

昨年度の学園祭ではお客様にフェアトレードコーヒーを飲んでくつろいでいただいたのですが、コーヒーが苦手という方も結構いらっしゃって、、、。今年は紅茶やワインも準備する予定なので、宜しければ休憩がてら気軽にいらしてください。
(本年度の三田祭は11/21(土)~24(月)に慶應義塾大学三田キャンパスで開催される予定です。)  

 
 

―学内で国際協力をしている団体は他にもあるそうですが、この団体に入られたきっかけは何ですか?

滝川さん もともと国際協力系の団体に入ろうと思っていたわけではありませんでした。お散歩サークルとかいろいろ回ったんですけどね(笑)。フェアトレードという言葉は受験の時に読んだ英語の長文で知っていて、それを広めようと活動している団体があるのを聞いたので、気になってミーティングに参加したのがきっかけです。堅苦しい勉強サークルじゃなくて、あったかい雰囲気が気にいって入っちゃいました。

菊池さん 私は高校の時に他校の学生と一緒に学生団体を運営してボランティア活動をしていました。その団体の活動はとにかく実践が多くて、ボランティアについて学んだり自分たちの活動についてじっくり考える機会をあまりとれていませんでした。でもここの団体は、フェアトレードについてまずは自分たちが知ってじっくり考えてから、そのインプットを三田祭などの機会でアウトプットできて、インプットとアウトプットのバランスが良いんです。あとは、この団体の活動って学生の間だけ発展途上国に長期滞在してそれで終わりではなくて、学生である今も卒業して社会人になってからも背伸びせずに続けられる。この2つがこの団体の大きな魅力だなと思って入りました。

滝川さん そうですね、インプットは自己満足ともとれますが、ディスカッションして理解を深めた上で、お客様にフェアトレードの説明をして販売するというアウトプットに繋げられます。そこがうちの団体のよさなのかなぁと。

 

 

草の根運動は無駄じゃない、僕らの活動は意味がある

―これからの活動の展望をお聞かせください。

 もっと多くの方にフェアトレードを広めていきたいです。その中でも慶應生にもっと知って貰えるようさまざまな方法を模索していきたいと思います。  
 

―最後に、学生に向けて一言お願いします!!

 フェアトレードは誰もが身近な買い物から継続してできる国際貢献です。国際協力の選択肢の一つとしてぜひ日本でも多くの人に知ってほしいと思っています!私たちと一緒に、フェアトレードについて考えてみませんか??

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Information

ミーティングは毎週水曜日の放課後に行っています。

場所:慶應義塾大学日吉キャンパス

慶應生だけでなく他の大学からの参加も大歓迎♪

常時部員募集中です!

ご連絡はこちらから↓↓

Mail:[email protected] (担当:菊池)
 
(編集後記)
 取材当日、私もミーティングに参加させてもらいました!その日のテーマはフェアトレード入門講座ということで、「フェアトレードラベルのブランド化について賛成か、反対か?」、「草の根運動には意味があるのか」という問いでインプット+ディスカッションをしました。フェアトレードを推進するのにも賛否両論があって、どうしてこの活動をしているのか、この活動に意味はあるのかといったことを団体で真剣に話し合えるのは、自分たちが主体的に活動していくうえで最も大切なことだと思いました。ぐるっと円く机を並べて、メンバーの顔を見ながらのディスカッションは、滝川さんをはじめ上級生のさり気ない言葉がけで、何でも言えちゃう空気があって、私もどんどんお話することができました。緊張したけど、とても楽しかったです!活動だけでなく、雰囲気もとても魅力的な団体だと思いました。 滝川さん、菊池さん、KFSの皆さん、本当にありがとうございました!! ( 2014/7/22 記事作成:荒川樹里)

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