学生インタビュー

あなたの周りの空間も、建築かもしれません!/建築学生サークル♭

みなさんは、建築についてどのようなイメージを持っていますか?

専門性が高く、自分には遠い世界とお考えの方も少なくはないと思います。

しかし、意外にも、私たちの暮らしと《建築》はとても近くにあるのです!

 

今回は、そんな建築に携わる学生の集まる、建築学生サークル♭(FLAT)の代表である岡田拓真さん、副代表の永井雄太さん・櫻井祐希さんにお話を伺いました!

10388461_253024024889460_346302237_n

建築学生サークル♭(FLAT) ※以下フラット FB:https://ja-jp.facebook.com/flat2011b
2011年設立。現在メンバーは90名。設計競技に参加するためのワークショップを開いたり、学内では学べない建築のスキルを共有しあったり、といった《建築》に関する活動を行っている。

 10396553_654042571336782_1936400178_n

きっかけ

―みなさんどのようなきっかけで建築に興味を持ったんですか?

岡田 僕がそもそも建築面白いな、建築やりたいな、と思ったのは小学校3年生の頃で、実際に建築現場を見たのがきっかけです。土木作業、施工、組み立てまで、迫力があってすごくわくわくしたんです。

永井 きっかけとしては、様々ですが、小学校のときの図工の授業等でのこぎりを使ったり、ものを組み立てたりするのが好きだった人や、男子だったらレゴやプラモデルを作るのが好きだった人が多いです。

櫻井 女子は、中高生になってくると、自分の部屋にこだわりを持ち始めて、雑貨やインテリアに興味を持つじゃないですか。そんな風に、自分の部屋の模様替えだったり、インテリアを足していったりするうちに、もっと自分だけのものではなく、大きなものを作りたい!と思ったのが始まりですね。

 BYN3siLCcAAanH_

―面白さ、やりがいってどんなときに感じますか?

永井 デザインフェスティバル等の大きなイベントの前は皆で意見を出し合って、それがひとつにまとまり、そしてついには実際にひとつの作品となる。紙の上の2次元だったものが、最後完成するときには3次元になっている。ゴールが明確な分、すごく達成感がありますね。

 10374340_654042564670116_163273166_n

大学の色、団体の色、そして個人の色

―団体としての魅力は?

櫻井 やはり、広がりの大きさですね。学内にいると全然気づかないんですが、学内でやっていることも、考えも、全然違うんです。建築の中のこと、例えば一般の人が住む上での問題点を考えることに重点を置く学校や、有名な建築作品を重点的に学ぶ学校、それぞれの大学に、それぞれの大学の色があるんです。個人でも、大学ごとでも、考えや、その色が違うために、出してくる作品も違ってくる。

自分も、フラットに入り、いろんな大学の人と触れ合う中でレベルや価値観の差、学校の違いに気づきました。

以前は自分の中の建築のイメージも固定していて、既存のものを受け入れる事が多かったのですが、フラットに入って、いろんな人と関わる上で「いくらでも0から作れるんだな」というのを学びました。やろうと思えば割と何でもできて、既存のものを受け入れるだけではなく、新しいところに行けるという意味では、本当に広がる場所だと思います。

岡田 表現技法や、目のつけ所に大学の色は顕著で、フラットにはそんな、いろんな色が集まっています。自分にも刺激があるし、相手にも刺激を与えたいし、専門性が強い分、やることが明確で、個人の色が出やすいのもフラットの魅力だと思います。

 BmQ92n0CEAEJbsG

―将来どんなものを作っていきたいですか?

岡田 空間を作りたいです。木造でもなんでも、アプローチの仕方は多様ですが、空間のイメージをうまく具現化することができれば、それだけで幸せです。

櫻井 わたしはエリアマネジメント等をしたいと思っています。例えば、有名どころだと、丸の内やみなとみらいとかって土地だけでブランド化されていますよね。そういうことをやっている会社で、コミュニティを建築家がつくるということをしたいです。

BnZpskhCEAAfKd5

空間をつくるということ

―Twitterで拝見したのですが、傘のワークショップについてお聞きかせください!

櫻井 建築に色を取り入れるということ、また、「っていうのはある意味、ひとつの空間だよね」という思いから、特殊な塗料を頂いたことをきっかけに作ってみた作品です。傘という一つの空間が集まれば、またひとつの空間になる。この作品、ワークショップを通して、どう建築に活かしていくか考えているところです。

―空間=建築?

永井 僕は空間が作られている場所が建築だと思っていますが、建築って何?っていうのは、そもそも定義が曖昧なので、やはりひとりひとり考えが違っていて、中には床があって壁があるものが建築という人もいますね。

岡田 僕はライブの空間や、最近人気の高まっているプロジェクションマッピング等も、一つの空間を作っているという意味では、建築だと思っています。

 

楽しんで住まいを選択する

―これからの意気込み等ありますか?

櫻井 衣・食・住の内の《衣》と《食》は、家庭科の授業でやるけれど、《についての学習って今までやってこなかったと思うんです。それに対して、海外では《住教育》が小中学校では当然のように行われているといいます。

将来、必ず住まいを持つのに、衣食住のだけ私たちはあまり知識を持っていません。そこで、《住》を《衣》や《食》まで意識を上げて、最低限の選択ではなく、《衣》や《食》と同様に、自由に楽しんで住まいを選択できるようにしていけたらと思います。

岡田 もともと横の繋がりをメインにしてできたフラットですが、フラットの歴史を重ねることで、縦の繋がり、つまり、学生×社会人の繋がりが増えるでしょう。フラットが長く続いていくと、社会人と学生で何か面白いものを作ることができそうだし、建築業界としては、また新しい業界になるかと思いますね。

―業界自体が変わる?

永井 建築って結構ヒエラルキーがしっかりしている部分があり、片流れ状態なところもあるので、それがお互いの意見を言い合えるくらい五分五分の位置関係になれたら良いですね。

また、大学で建築を学び始めて建築の見方が変わったのも確かです。先日、高校の友達と最近の家の話をしていたら、自分の見方が大きく違っていることに気づいて。そのように、建築をやっている多くの人は建築に盲目になっていることに気づいていないんです。建築業界を変えるというのは、そのような風潮を変えることでもあると思います。

櫻井 最近の傾向なのか、学内の傾向なのかは分かりませんが、「こうすればもっと生活が快適になります」といった建築の提案をする人が多いように思います。それに対して世界では、有名な建築家が建てた美術館など、生活感がないような建築ばかりが取り上げられている。そうすると、作品化された建築だけが残っていってしまう。そこで、建築の中のひとつの分野都市計画》によってみんなの思う《建築》が変わっていけばいいなと思いますね。

 BKt53ZyCQAIVYDg

最後に他のガクセイにメッセージを!

永井 自分としては、気付いた時からが勝負だと思っています!今自分に出来ることをやることが大切です。

櫻井 今は、SNS等によって情報が溢れていますし、何かしら興味があることは既に目に入っていると思うんです。そこで、何でも、ちょっとした興味を感じたものや、「楽しいかも知れない」と思ったことには、一歩足を踏み入れてみてほしい。そこにはきっと、全然違う世界が広がっていると思います。

岡田 やりたいことができるのは、学生であることの大きな魅力です。

なので、周囲の人や、先生、友達に進んで相談してみてほしい。きっと何か切り口が見つかるはずです。人に話すことで、その人が持っている知識や人脈、可能性をうまく使える手立てが見つかるかもしれません。

まずは、自分から行動することが大切だと思います

BnZpsikCAAEc4T8

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

≪建築≫というと、やはり専門的なものを思い浮かべてしまいますが、≪空間≫と捉えるだけでこんなにも身近になるんだと、すごくびっくりしました。

慣れ親しんだ自分の部屋や大学の教室、ひとつの都市を、普段とは全く違う≪建築≫という視点から見てみると、また新しい何かが見えてくるかもしれません!

ぜひ一度、皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。

岡田さん、永井さん、櫻井さん。ありがとうございました!

 

About the author

gakuseikichi

Add Comment

Click here to post a comment

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

本要らず!エクセルの小技特集!!

本要らず!エクセルの小技特集!!

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

Follow Me