学生インタビュー

"考える前に行動せよ!"/学生団体Unix

今回紹介させていただく団体は、インターネットやソーシャルメディアに親しんできたという私たちの世代ならではの視点を生かし、小中学生にインターネットの有益な活用法を伝えている学生団体Unixです。

今回は代表を務める平林さんに団体の活動に対する思いを伺ってきました。

 

活動内容を教えてください

私たちは大学生によるネットリテラシー講座を提供しています。活動の理念が子どもたちの可能性を最大に。これからの未来を担っていく学生たちに、ソーシャルメディアを目的を持って使ってほしい。というビジョンを掲げているため、主に中高生を対象に、ソーシャルメディアやインターネットはこうやって使ってみると良いよ、と提案していく活動です。

 

発足の経緯はどのようなものですか?

初めは企業の事業の傘下として生まれました。このような講座は警察やGREE,DENA,モバゲーなども同じようなないようのものを行っていたりしますが、それらの講座だと、主に「インターネットやソーシャルメディアは危ないから使わないようにしよう」というテーマでの講座がおこなわれることが非常に多く、2010年にこの団体が発足した当時はまさにそういった傾向が顕著で、「危ないから、よくわからないから使わないように」といった声が大人たちから非常に多く見られました。

しかし現実では情報化社会が進み、子どもたちは大人の意見がどうであれtwitterなどのSNSをどんどん使っていきます。そこで「使わない」のではなく「トラブル回避のために注意してほしい」と啓発、また、注意喚起に加え、「有効活用できるんだよ」と、「使い方によっては危ないことだけでなく、有益で、可能性を広げられるものだよ」と知ってもらうきっかけを作ることが私たちの狙いです。

 

団体ならではの特徴はありますか?

私たちの世代は子供のころから水や空気のように、当たり前にインターネットがある世代で、デジタルネイティブと呼ばれています。小中学生のころから携帯電話を持っていた人も私たち世代では珍しくない普通のことではなかったでしょうか。

最近では品川区を例にすると、区の教育委員会などが電話会社と提携し、防犯ブザー機能のついた簡易な児童向けの携帯電話を子どもたちが首に下げて登下校するようになっていて、インターネットやソーシャルメディアがより若いうちから身近になっていることがわかります。当たり前のようにインターネットを使ってきた私たちだからこそ、今の大人たちより分かることも多いので、デジタルネイティブと呼ばれる世代の私たちが若い世代に多くのことを伝えていきたいとの思いで活動しています。

また、中高生は反抗期になるため、親や先生などに上から言われるよりも先輩の話のほうが聞きやすい傾向もあります。せっかくの話も無視されてしまっては意味がないので、大学生という遠すぎず、親しみやすい立場から、笑いを取りつつ理解しやすいような講座を行うようにしています。ソーシャルメディアとひとくくりに言っても内容は幅広くとらえ、教科書のような普遍な内容ではなく、めまぐるしく動くインターネットの世界なので、できるだけ最新の例を取り入れているのも特徴です。

講座を行うまでの流れを教えてください

まず始めに、講座を行う学校は自分たちのツテや、営業によって依頼をいただいて決まっていきます。依頼をいただくためにイベントに積極的に顔を出すことで先生たちと知り合い、活動を知ってもらい興味を持ってもらうことをきっかけに依頼をいただいたりしています。

実際に講座を行う際は、事前に何を子どもたちに教えたいかを学校に聞くので、そのニーズに合わせて内容を作っていきます。講座の規模もニーズに合わせるので1クラスから学校全体、児童館や大学の授業など、様々な場面に対応しています。そのため大枠は変わらないながらも、学校からのニーズによって内容や時間などを変化させています。

また、この講座は学校の時間に合わせて行うので、メンバーは自分の授業や就活の合間を縫って講座をおこなっています。会社のツテで決まった講演には社員さんによる引率や、フィードバックの際は社員さんと共に行いますが、講演の内容を決めるのも、実際に講演をおこなうのもすべて私たち大学生です。お金をいただく講座なので学生がつくるもので質は大丈夫なのかと心配されないよう、時々社員さんに内容を見てもらい、意見を聞く機会を設けて講座の質を落とさないよう心がけています。料金は初回を除き1講座につき、3万円程いただいています。このお金の使い道は、講座の内容作成や日程調節などのための会議室使用料や、小中学校への交通費などに使わせていただいています。

 

大変なことはありますか?

現在私たちのメンバーは8人と、少人数で活動しています。これまでは20件ほどだった依頼が、最近世田谷区の30校の学校から依頼を受け講座を行ったことからの影響で、この一年で50講座ほどになっています。まさにうなぎ上りとも言えるほどのもので、少人数でここまでのたくさんの依頼をお引き受けすることが少し大変です。

手が回らないときには日程を調整して講座を行い、依頼の増加に伴い、従来は2人1組で講座を行っていたものの、最近では1人で講座を行うこともあり、人数が少ないことが一番の気になる点であり、メンバー獲得が今後の課題です。最近では、嬉しいことに先生方や情報系に詳しい教授の方など各方面からお褒めの言葉を頂き、高い評価を得ている活動することができています。そのため首都圏だけでなく、もっと範囲を広げていきたいのでそのためにも多くの大学生にこの活動を知ってもらい、興味がある方にはぜひメンバーとして一緒に活動していけたらと思います。

 

 

目標はなんですか?

大きな目標は活動を全国に広げることです。すでに今でも、今週は名古屋に行くメンバーがいたり、来週は京都に行くメンバーがいたりと活動の幅を広げることができています。このようにその土地、その土地の教育委員会の人たちとコンタクトを取り、その土地の人がその土地の大学に進学し、そこで講座をするという仕組みを作れたらいいなと思います。その仕組みのメインとなる機関が私たちになれればいいなとも考えています。

 

 

これから何か始めようとしているガクセイに対して一言!

これは私が四年間大学に通い就職活動を通して感じたことかつこの団体の活動を通して感じたことですが、何事にも“考える前に行動せよ”だと思います。

何もアクションを起こさなければ、今の自分が変わることもありません。

また、これは先輩に言われた一言ですが“悩むというのは選択肢が生まれてから悩むものだ、何もない状態のことを悩むとは言わない”という言葉がとても印象に残っています。何にしようか悩む、というのは、何もしていないので、悩んでいるとは言えません。悩むには何かアクションを起こさないといけないのです。

どこかの団体の新歓に参加してみることや、より多くの人と会って、自分が今何をしたいか、大学生という人生で一番自由な時間がとれる今、就職する前に何を学ぶべきなのか考えて行動することが大切だと思います。

 

平林さんありがとうございました。

以下は学生団体UnixのHPとfacebookページ,twitterになります。よろしければご覧になってみてください。

HP  http://unix-literacy.net/blog/2013/11/01/13/00/16

facebookページ https://www.facebook.com/UniX.NL

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atsushi

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