学生インタビュー

新しい価値観と出会える場所/畑と森と海でつながる学生団体いろり

今回は食と農林漁業の発展のために活動している、”畑と森と海でつながる学生団体いろり”を紹介させていただきます。

いろりとは、“新しい価値観と出会える場所”と語る霜田さんに、いろりの持つ強み、そして団体に対する熱い思いを伺ってきました。

 

どのような団体ですか?

僕たちの団体は“田畑と森と海でつながる学生団体いろり”という団体です。どのような団体かというと、全国の食や農林漁業に関わる学生の地域を超えたつながりを作ることを目標に活動しているネットワーク団体です。僕たちいろりは農林水産省の食と農林漁業の祭典という国の事業の学生企画の運営をしています。

活動内容としては、全国の学生が一堂に会して交流できるイベントや取り組みをしています。具体的なこととしては,農林水産省で日本の一次産業をアピールしようという、一か月かけての国の一大事業である食と農林漁業の祭典というイベントがありました。そこで僕らはいろりとして二つの学生企画をやらせていただきました。

 

どんなイベントをしたのですか?

 

一つはJAPAN FOOD FESTAというオープニングイベントです。

場所は、東京の丸の内のなかどおりで二日間かけて行われた日本中の旨いものが集まる食のイベントです。いろりはその中のワンブースで全国の大学生の大文化祭というものを開きました。どのようなものかというと、みんなが育てた野菜や、開発した商品、またゆかりのある地域の特産物などを持ち込んで、販売させていただきました。中でも明治大学のある団体は地元の野菜をどうやって販売しようかと考えて、サトイモプリンというちょっと変わった商品を開発していました。また宇都宮大学は虫食研究会という、少し変わったサークルがあり、そこではイナゴのおにぎりを販売していました。

このイベントの面白いところは、みんな多様性があるところだと思います。まさに日本全国のあらゆる地方が集結したかのようなイベントだと思います。

イベントの最中には現農林水産大臣の林農林水産大臣が来てくださって、学生に激励の言葉をかけてくださった一面もありました。このイベントをすることによって、日本の一次産業、食や農林漁業の魅力をもう一度伝えたいです。また僕らの年代のいわゆる若者もやればできるということを伝えたいと考えています。

そうすることによって、次の世代も安心だなと思ってもらえたら、励みにもなります。

 

 

またその他にも学生同士が切磋琢磨する場所があってもいいとも思いました。そこでもう一つの企画が、農林水産大臣賞をかけたコンテスト企画です。

なぜこのような企画を行おうと考えたのは、地方の学生はすごいことをやっているのに、すごいと評価される機会がほとんどありません。地方の学生は情報がほんとに入ってきづらいです。他の団体が何をやっているか知る機会もありません。そういった人たちが一同に会して年に一回、評価しあう場所、彼らの目標になる機会があってもいいのではないかということで、このコンテストをやらせてもらうことになりました。今年は渋谷ヒカリエを借りて、行ったのですが今年は北海道から沖縄まで47団体がエントリーしてくれました。どういう流れで行うかというと、まず書類審査を行い、通過した約10団体が本番の場所である東京に集結して、プレゼン大会をします。書類選考の段階では団体は改めて自分の団体はどういう団体なのか考えたり、これからどんなことをやっていこうか考えたり、改めてメンバーと振り返る機会になったりします。

 

そして発表を通して、発表の仕方であったり、見せ方であったり、学校内では発表する機会など少ないと思いますが、みんなに発表することで、切磋琢磨の場所にもなると思いますし、他団体の発表を見て刺激になっているとも思います。

いろんな発表聞いて、私たちもこんなことをやってみたいって感じてくれる人もたくさんいます。新しい影響を受けられたりする場所になっているのもこのイベントの良さであると思います。

 

 いろりが大事にしていることはなんですか?

 

この二つのイベントを通していろりが何を大事にしているかというと、このような機会に全国のみんなが一度に交流する場所を作るということだと思います。その場所を作ることによってみんな友達になることができますし、繋がりを作ることもできます。その狙いがあるからこそ、あえて合同合宿を一泊二日にし、その間に宴会場を設けてそこで交流する機会を作るようにしています。そこで自分の興味があることについて、それぞれが語りあいます。そうすることによって、一日しか会っていないのにとても仲良くなることができます。これは将来でもきっと役に立つのではないかと思い、このような繋がりを大事にしています。

 

この場を通じ地方大学間での交流が深まり、そこから共同商品開発の話が立ち上がったりします。私たちはそのきっかけになりたいと思っています。さらに、そのような動きが他の地域同士でも連鎖反応のように繋がり、新たな交流が生まれてそして様々な地域が盛り上がってくれることが理想です。

 

このような交流の場所はあくまできっかけで構いません。この交流を通して各々同士が自由に、多種多様なやりたいことをやってほしいと思っています。

また、いろりの強みは何か、と考えると、やはり経験を詰める、という点ではないかと感じます。農水省の協力のもと、学生だけではなく、大人と一緒に仕事ができるというのは、他ではなかなか経験できない、素晴らしい経験だと思います。

 

いろりは一言でいうと、「新しい価値観と出会わせてくれる場所」まるで、留学のようなものではないかと思っています。なぜ「留学」と例えたかというと、留学し、他国の文化や生活に飛び込むことで、日本と大きく異なる事柄との遭遇で受けるカルチャーショックのような感じで、こんなに違うのか、世界はこんなに広かったのか、と痛感するように、いろりの日本全国のメンバーとの活動により、僕は素直に、日本について改めて考えさせられました。主要都市である東京、大阪、札幌それから博多を足したら日本。ではなく、日本列島全体、都会も田舎も山奥も小さな村も北も南もすべてを入れて、「日本」なんだと強く感じました。活動の中で様々な地域の人との出会いが僕には新鮮で楽しくてたまりませんでした。そしてその出会いを通して、僕の価値観は大きく変わったと感じています。

 

団体としてのこれからの目標はなんですか?

これから僕が目指す団体のテーマは“わ”です。この“わ”には二つの意味があります。ひとつめは、和やかなひと時を作る団体、という意味を込めた“和”です。やはりどんな活動も楽しくなければ意味がないと思うのです。そして二つ目の意味は、全国のみんなと“輪”を作る、わっかを作るという意味です。この日本中の繋がりによって、日本の未来の礎となれるような団体になれたらと思います。

最近では、発足当初とは路線を変え、一次産業について活動している団体を、他ジャンルの活動をしている団体の方々と交流させたいと考え、活動しています。

これからも全国の農業団体を繋ぐ架け橋のような役目になれるようがんばって活動していきます!

 

霜田さんありがとうございました!!

 

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atsushi

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