学生インタビュー

より多くの人に政治に興味を持ってもらいたい/慶政会

今回は、様々な切り口から自由に政治について討論している団体、“慶政会”を紹介したいと思います。

政治というものを難しく考えるのではなく、各々が好きなジャンルの問題を持ち寄って議論することによって、自分の価値観をさらに磨くことができる。

そう語ってくれた慶応大学二年の代表の堤さんに団体に対する思いを伺ってきました。

 

 どのような団体ですか?

慶政会は三年前に主に慶応の内部生が中心になって創立しました。現在は1,2年生が中心になって活動していて、全体で30人程度です。団体の活動内容は週一回、主に政治について議論し、勉強しています。

純粋に狭義の「政治」にとらわれずに、政治思想、国際政治、社会学、法学などの多彩な分野からのアプローチを心掛けています

また少子高齢化などの時事問題を扱うこともあります。慶応大学にも政治を勉強する団体はたくさんありますが、僕たちの団体の特徴は、週に一回、二時間程度の研究会を全員でします。そこでは会員の問題意識、関心があるトピックのみを自分で選んで、レジュメにし、それをもとに会員に対して授業し議論していきます。

その他にも狭い範囲、例えば安全保障に興味がある人だけで集まって、議論することもあります。

研究会以外に余分に時間はかかってしまいますが、その分狭く取り上げるとその問題に対して深い議論ができます。

慶政会ではみんなで資格試験を目指すようなことはしませんが、だからこそ生まれる多様性もあると思います。いろいろな問題を扱えるからこそ、多様性のある議論ができますし、自分の好きなことをできると思います。

また僕たちの団体には理工学部の人もいて、その他にもいろいろな人がいるので議論が偏らず、より多様性のある議論ができるのも特徴の一つだと思います。

 

 活動のコンセプトはなんですか?

活動のコンセプトは“問題意識、関心分野の異なる学生を集めて、切磋琢磨し、いろいろな人の価値観に触れることで、自分の価値観も磨くことができる”ということをコンセプトに活動しています。

また、僕が在学している慶応大学の理念でもある“半学半教”という言葉も大事にしています。半学半教とは、教える者と、学ぶ者を区別せず、分け隔てなく、互いに自由に議論するということです。慶政会では、担当者もそうでない学生も、先輩も後輩も、一緒になって議論しており、「半学半教」を実践しているといえると思います。

活動のやりがいはなんですか?

活動のやりがいは自分と全然違う考え方を持った人がたくさんいるということに気づけたことがとても大きいです。今までは何となく自分が思っている考えで政治などについて考えていたのですが、そこで議論の場を設けることによって、いろいろな人の考えを学べることがとても勉強になります。

これはゼミなどでも学べないことだと思います。ゼミでは議論はすると思いますが内容が専門的なものに偏っていると思います。

様々なことに対して、いろいろな切り口から学べるのはとても楽しいですし、やりがいでもあります。

また僕は法律学科ですが法律学科だからと言って、法律しか学ばないのは間違っていると思います。僕はまだ二年生なのでいろいろなことに対して学びたいと考えているので、団体の理念とも一致していると思います。

 

 大変なことはなんですか?

慶政会としての大きな目標は活動のコンセプトでも話しましたが、切磋琢磨の中で、自分の価値観を磨くということです。しかしながら、その目標は、国家資格のための勉強会などと比べると、ある意味実体的な目標ではありません。いろんな考え方に触れ、価値観を磨く中で、進路については自ら決めていくことになります。ですから人によっては、慶政会で学んだことがそのまま将来の進路に直結できないことも少なくありません。それぞれが他の場所で自分の将来のための勉強を別に設けなければいけないので、その分時間がかかってしまいます。個々人の具体的な進路まで慶政会が提供できるわけではないので、その点が少し大変なところではあると思います。

またレジュメを作るのが大変じゃないかとよく聞かれるのですが、レジュメは自分の興味あるものしか作らないので、むしろとても楽しいです。ですからその分、他の勉強会に比べレジュメの完成度は高いと思います。

他にも慶政会では好きなことしかやらなくていいので、これが大変ということはありません。

団体のこれからの目標はなんですか?

団体を創設した人たちは政治を自由に勉強する場がないと感じてこの団体を作ったので、自分の自由な政治の議論をできる場所をたくさんの人に提供したいです。

政治の話をしたい人はきっと少なくないと思います。しかしどこで話せばいいのか、またそのような機会がない人はたくさんいると思います。慶政会はその人たちの仲介役になりたいです。

そのためにこれからもいろいろな人を集めて、多種多様な話をしたいです。

僕たちの団体には慶応以外の大学の人も参加しています。団体として来るものは拒まないので、これからも、いろいろな学生と多種多様な議論をしていきたいです。

そうすることによって、より多くの人に政治に興味を持ってもらうことができると思います。他大学の団体とも積極的に交流し、より面白い議論をできるようにしていきたいと思います。

 

これから何か始めようと思うガクセイに一言!

何かこだわって勉強するのも面白いですが、とりわけ新入生ならもっといろいろなことに興味を持った方がいいと思います。

大学生活は4年間あるので、いろいろなことをやった方が面白いに違いありません。

また周りに無理に同調することもないと思います。僕たちの団体は政治を勉強しているので、はたから見たら少し変わっていると思われることもあります。しかしそこで周りを気にしていては本当に自分がやりたいことができなくなってしまいます。

自分の中でしっかり軸は持ちつつ、いろいろなことに興味を持って大学を過ごすことが大学生活を充実させることの近道だと思います。

 

堤さんありがとうございました。

 

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atsushi

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