サービス・インフラ 企業研究

【デザイナーに興味のある人必見!】/飛び込むことで掴む未来。

 

昔から絵を書いたりものを作ることが好きだった…けれど将来デザイナーの道に進む勇気はない。そんな迷える君たちに是非読んでほしい。飛び込むことは怖くない!

 
今回取材させて頂いたのは、デザイナー、アートディレクターとして働く東海林小百合さん。これまでに金沢大学のロゴや、世界発売のマークジェイコブスの香水、カルティエのプロモーショナル・デザインなど、国内外のデザインプロジェクトを手掛けてきた。デザイナーにはどのようになったのか?またデザイナーのお仕事とはどのようなものか?

 

 

profile

[box]東海林小百合

アートディレクター/グラフィック・パッケージデザイナー。武蔵野美術短期大学、米国のSchool of Visual Arts (New York)卒業後、石岡瑛子氏に師事。カルバンクラインNY本社宣伝部にてデザインの経験を積み、1998年ニューヨークにてSayuri Studio, Inc.を設立。現在は東京とNYをベースに、 主に国内外の粧業デザイン(香水、化粧品など)パッケージを手がけています。東海林氏がデザインを手掛けた作品に「セフォラ透明キャンドル」、「スウォッチ目覚し時計」、「フェリシモのプリズムお届け箱」、「シュウウエムラ メイクアップ広告アートディレクション」「エスプリLIFE香水ボトル」、「DOT MARC JACOBS 香水ボトルデザイン」などがあります。I.D. Magazine, Graphics Design年鑑では、巻頭インタビューに選出されるなど、デザイナーとして海外で高く評価され、また手掛けたデザインはiF Design awards, Pentawards、FIFI(USA/ UKフラグランス協会)フラグランス・オブ・ザ・イヤー、CFDA(アメリカファッション協会)MostStylish.com グランプリなど、様々なインターナショナル・アワードを受賞しています。 

 

当初は本当に自分がデザイナーになるとは思っていなかった!!?

 ―小百合さんがデザイナーの道に進んだきっかけは何ですか?

「私がデザイナーの道に進んだきっかけは、大学の進学を前にして自分の進路について初めて真剣に悩んだ時。その時ふと、昔から好きだった絵のことが頭をよぎったのです。

それから美術大学に入学して、美術の基礎について学びましたが、私は美大生になっても、真剣にデザインの道に進もうと確信が持てなかったのです。そうしているうちに迎えた就職活動では、大変そうなデザイン業界ではなく(笑)、当時華やかなイメージだった企業のOLとして働くことにしました。」

―OLとして働きはじめた小百合さん。そこからデザイナーにはどのようにしてなったのですか?

「OLとして働いたのは1年半程、実際に与えられた業務も満足に出来ずに辞めてしまいました。仕事内容が自分に合っていない事もあったのでしょうが、仕事自体にきちんと向き合えていなかった。なんのプランもなく会社を辞め、挫折感で一杯だった私は、現実逃避的に当時流行っていた留学をする事に。ニューヨークで4年生の学位をとれば何かしらの道が開けるのではないか、という根拠のない期待を持ち、22歳で渡米。実をいうと、この時になってでもまだ、自分が本当にデザイナーの道に進むかどうか半信半疑でした。自分自身に疑問を持ったままNYの美術大学へ入学しましたが、この大学でのポートフォリオ(卒業作品)制作を通して、私は初めてデザインに対して本気夢中な気持ちを持てたのです。デザインって楽しい、もっと追求してみたい、と。

 

―大学を卒業してからデザイナーとして働き始めるまでの道のりを教えて下さい。

「デザイナーへの就職は決して楽なものではありませんでした。面接毎に「作品はいいけど、貴女の英語が。。 」「労働ビサがない外国人は雇わない」など連敗続き。 毎日5kgほどもあるポートフォリオを持って就職活動を続けまし たが、アパートをシェアしたり1日の食事がマフィン1個だったり、経済的にも精神的にもギリギリの日々でしたね。結局最初の仕事が見つかるまで一年ほどかかりました。最初の仕事はフルタイムではなかったので、フリーランスとポートフォリオの改良を続ける毎日。そんな中、面接をしたデザイン会社からの紹介がきっかけでカルバンクラインの本社にフルタイムとして働かせてもらえることになったのです。アートディレクターの金井淳さんを通して石岡瑛子さんに出会い、お手伝いを始めたのもこの時期。その後も広告代理店のADやフリーでのデザインの経験を重ね、1998年ニューヨークにて独立し、Sayuri Studio, Inc.という会社を設立しました。」

 

 デザイナーってどんなことするの?

―仕事内容について具体的に教えてください。

「デザイナーは商品の顔、キャラクター(個性)を創造・定義し、それをお客様に直感的なエンタテイメントとして「伝える」職業です。クライアントから商品コンセプト等のオリエンテーションを受け、そのオリエンに対して考えたアイデアとデザインを提出し、その案を元に、さらにクライアントや現場(製造・印刷)と何度も何度もブラッシュ・アップを重ねて1つのプロジェクトを完成させていく。感性やセンス、忍耐力だけではなく、商品やブランド、文化や歴史、市場への深い理解力も必要です。製品化までの製造コストやスケジュールの制約なども理解した上で、どう自由に、自分なりの答えを編み出していけるか。過程を語ると理屈っぽくなりがちですが、デザイナーのミッションを一言えば、アウトプットは全てを超えてシンプルに、素直に惚れられるようなデザインまで落とし込む事です。」

 

デザイナーというお仕事の魅力とは!?

―デザイナーで良かったと感じる瞬間を教えてください。

「一番嬉しい瞬間は、自分のデザインしたものがお店に並んで、その商品のメッセージがお客様に伝わった、と感じられるとき。

 

 

デザイナーの難しさとは

 ―逆にお仕事をしていて大変だと思うことはどのようなことですか?

「一番辛いときは、考えても考えても答えが出ないときです。プロとしてやはり相手の求めてきたもの以上のアイディアを出し相手を驚かせたいと思うし、さらに愛されるデザインを生み出したい。こういったモチベーションを維持し、かつ実現化するのは本当に難しく、大変ですね。」

 

学生へのメッセージ

 

―これから社会に出る学生に向けてアドバイスをお願いします!

「伝えたいことは2つあります。1つは、学生のうちはまだやりたいことがはっきり分からなくても焦らなくて大丈夫ということです。本当にやりたいことかどうかは実際にやってみないと分からないというのが実際のところ。憧れの仕事だったのにやってみたら違っていたり、やってみたら案外楽しかったり等様々です。続けられるな、と思っただけで十分好きなことだと私は思います。

2つ目は、若いうちに色んな事に挑戦して自分について知ることを始めてほしい、ということです。一番怖いのは、本当は自分のやりたかったことではなかった、〜をやってみたかった、と後になって後悔すること。チャレンジに年齢は関係ありませんが、時間が経つのは思っている以上に早く、年を重ねてからでは叶えられないことだってあるのです。

様々なことにトライするその過程で、自分なりの歩み方や、進む道が見つかってくるのが人生だと思います。自分の限界や壁にぶつかってもそこが終わりではなく、壁にぶつかったからこそ、次の一歩をが見えてくる。 10代、20代は何かにトライしてみて、たとえそれが思った結果にならなくてもまだまだやり直すことが出来る年代です。焦らず、自分自身の心の声を聞いて、是非とも失敗を恐れずに色々なものに飛び込んでみてください。そして「これかな?」というものを感じたら今度は粘り強く取り組んでみる。皆さんの人生はスタートしたばかり。まだまだ沢山の可能性があります。これからのチャレンジを心から応援しています。

【INFORMATION】

・ Sayuri Studio, Inc.

ホームページ⇒http://www.ss-studio.com/

 

 

貴重なお話を聞かせて下さった東海林小百合さん本当にありがとうございました!

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gakuseikichi

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