学生インタビュー

世界を変えることは出来なくても世界を変えるきっかけにはなれる/学生医療支援NGO GRAPHIS

“世界を変えることは出来なくても世界を変えるきっかけにはなれる”

そう語ってくれたのは、「学生医療支援NGO GRAPHIS」の木村さん(左)と鈴木さんです。

単なるチャリティ団体だけに留まらず、学生への啓蒙団体でもありたいと考えているGRAPHISの

言葉の真意についてお話を伺ってきました。

 

 

発足の経緯を教えて下さい

元々初めは医大生の交流パーティーを開くサークルでした。しかし、ただ遊んでパー ティーする日々にどこか物足りなさを感じていた初代の方が、ある日突然カンボジアに小学校を建てれることを知り、チャリティイベントを開くようになりました。そしてカン ボジアに小学校を建設することができました。

しかし、小学校を建て終わるとカンボジアにはまだまだ深刻な問題がたくさんあることが発覚しました。私たちは医大生だったとゆうこともあ り、カンボジアのために私たちにしかできないことはないかと考え、その結果、医療支援を始めることになりました。

 

どのような団体ですか?

私たち「学生医療支援NGO GRAPHIS」は、

首都圏の大学生約40名からなるインカレチャリティサークルです。

年に2回、「ラブチャリ」というチャリティーイベントを都内で開催し、

その収益を全額カンボジアに寄付し、カンボジアへの医療支援に取り組んでいます。

2004年に結成されたGRAPHISは、今年で設立10年目を迎え、合計23回ものチャリティイベントを今までに開催してきました。

その収益は全額、認定NPO法人「サイド・バイ・サイド・インターナショナル」

を通じてカンボジアに確実に寄付し、これまでに小学校(GRAPHIS小学校)や診療所(GRAPHIS診療所)を建設し、

診療所と国道をつなぐ道路の補修や、その道を走る救急車の運営費支援、診療所スタッフの給与支援を行ってきました。

 

 

 

団体の理念はなんですか?

GRAPHISは、カンボジアへの継続的医療支援を一つの理念としています。

本当に現地の人の役に立ってほしい。

そのためには、診療所を作ったから終わりなどという単発的・自己満足的支援は求められていません。本当に求められているのは、継続的かつ自立を最終目標とした支援だと思います。

GRAPHISは、少しづつかもしれないですが、一歩一歩、現地のニーズに合わせた支援を行っています。

学生が出来ることは限られています。

地位も名誉もお金もない。学業も怠れません。

将来にむけて考えたり悩むという大切な時期でもあります。

学生にできることは本当に小さなことです。

それでも、この大切な学生時代だからこそ、カンボジアという途上国に向き合い、行動を起こすことに意義があると考えています。

学生の時、少しでも誰かの役に立ちたいと頑張った経験や、カンボジアでの実体験があれば、社会に出て目の前のことに精一杯になっても、困っている人のことや命の重さを忘れないでいられると思い、GRAPHISは学生によるチャリティ団体として活動しています。

できることは微力かもしれません。

でも、学生の今、行動することに意味があると思います。

GRAPHISだけがチャリティしても、カンボジアのすべてを変えることはできません。もっと多くの学生にボランティアやカンボジアに興味を持ってもらい、それがどんな方面でもいいので社会貢献に関わって欲しいのです。

5ドルで売春させられる7歳の少女がいる。

AIDSに感染し、親に見放される子供がいる。

障害児だからといって親に捨てられる子がいる。

交通事故にあっても、治療費が払えないために道路に放置され死んでいく人がいる。

今日生きるのに必死で、夢を見れない子供がいる。

夢を見ても、夢を叶える手段がない子供がいる。

生まれた国が違うだけ。「自分はラッキーだった」「格差はしょうがない」

それだけで済ませて良いのでしょうか?命の重さってこんなに違って良いのでしょうか?

日本に生まれて、何不自由なく暮らしていける環境で、正直カンボジアや世界に目を向けなくても難なく生きていけます。むしろその方が楽しく生きていけるかもしれない。

でもあなたが振り向いてくれたことで、手を差し伸べたことで、笑顔が生まれることがあります。

あなたが変わることで、世界は変わるかもしれません。

だから私たちはイベントという形を選んで、

「伝える」ことで日本の学生が変わるきっかけを作りたいです。

毎日学校に通って、バイトして、おしゃれしたり、恋人のノロケ話したり、合コンしたり、

将来についてちょっと悩んだりしている、

そんな普通の学生を集めて、カンボジアの話をしたいです。

日本中でボランティアカルチャーを広めること、GRAPHISはこれを大きな活動理念に掲げています。

 

団体を通して嬉しかったことはなんですか?

実際に現地に行った際に、私たちが建てた診療所、救急車のおかげで命が助かった患者さんに会うことがありました。

その時に泣いて感謝されたんです。ずっとありがとうって言っていました。

その時が1番この活動に誇りを感じました。私たちの活動で助かる命があるんだって。これからも、このような人達のために微力かも知れないけれど支援を続けて、

少しでも救う命を増やしていきたいです。

 

つらかったこと、大変だったことはなんですか?

正直今でも自分達が行っている支援活動が本当に正しいのかどうか分からないのがつらいです。

カンボジアのためにって思っている活動が、実は本当はカンボジアの自立のためになっていないのかなと考えることもあります。

でも悩んで何もしないよりは、少しでも救える命があるなら行動する方がいいと考えて活動しています。

 

活動のやりがいはなんですか?

先ほども言いましたが、現地で実際に助かった人達に会うことです。

後は、私たちの活動に賛同してくれてボランティアを始める学生が増えていくことです。

活動理念の「ボランティアカルチャーの伝播」の一つとして、GRAPHISは全国に姉妹団体を作りました。こうやって全国の学生と切磋琢磨しながら活動が広まって行くのはやはり、やりがいに繋がります!

 

これからの目標は何ですか?

GRAPHISの目標は、「ボランティアカルチャーの伝播」です。

ボランティアって決して難しいものじゃないんだってことを、

「誰かの笑顔が見たいから」ただそれだけでボランティアはできるんだってことを、

私たちGRAPHISは伝えていきたいと考えています。

ラブチャリイベントをメインに、楽しみながら誰かの役に立つことの素晴らしさを

日本中の学生に伝えていきます。

また、単なるチャリティ団体ではなく、学生への啓蒙団体でもありたいと考えています。カンボジアを継続的に支援していくだけでなく、「ボランティアカルチャーを日本中に広めること」これもGRAPHISの目標の一つです。

さらに今、新たにルムドア島というカンボジアの中でも最貧国地域の衛生改善を行うプロジェクトを開始しました。

現地のニーズを第一に考えた支援を行っていきたいです!

これから何かはじめようと思っているガクセイに一言!

 

“世界を変えることは出来なくても世界を変えるきっかけにはなれる”

 

私たちはカンボジアの深刻な現状を知ってしまいました。

日本では到底考えることのできない悲惨な状況にも直面しました。

そんな状況を少しでも改善しようと、私たちは支援を続けています。

けれど、私たちだけではカンボジア全体を変えることはできません。

世界を変えることはできません。

だからこそ、GRAPHISをキッカケとし、カンボジアの現状を広く知ってもらい支援の輪を広げていくことが大切なのだと私たちは考えています。迷っている暇があったら、ぜひ私たちと共に行動に移して行きましょう!

 

 

木村さん、鈴木さんありがとうございました。

 

以下はイベントの詳細です。

アースデイ東京2014
コンセプト:今動く!〜子供のために、未来のために〜
開催日:4月19日(土)、20日(日)10:00〜17:00
会場:代々木公園
来場者数:90,000人
 

日本最大級の地球フェスティバル

 
 

 

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atsushi

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