学生インタビュー

共に生きる社会を作る/学生団体IVUSA

日本だけでなく、世界またにかけ活動している国内最大級規模のボランティア団体、学生団体IVUSA。

今回は副学生代表の生田目さん(写真右)と、会員局局長の浅見さんに他の団体にはない、

IVUSAならではの強みついて伺ってきました。

 

発足の経緯を教えてください。

学生団体IVUSAの前身は1992年に国士舘大学で行われた、『夢企画』というものです。夢企画とは、学生たちから様々な夢を募集し、それを大学が審査し、夢の実現を大学がサポートするというものです。

第一回目の夢企画では様々な企画が選ばれ、その中でも『ラオスで小学校建設』や『北海道南西沖地震災害救援活動』などに参加した学生たちの「もっと活動したい!」という熱意から、学生団体IVUSAは組織されました。

 

どのような団体ですか?

IVUSAは今年で21年目を迎える団体で、全国に会員が約2200名。参加大学も約90大学で、国内では最大級の規模を誇る学生団体です。活動内容は主にボランティア活動をしていて、“国際協力”“環境保護”“地域活性化”“災害救援”の四本柱を軸に学生が社会に対して、アクションを起こしていこう!と活動しています。IVUSAはNPO法人の組織の中の学生という立場で学生は学生会員として活動しています。

活動の頻度は、基本的に各大学のクラブごとに月1回、クラブ会というものがあって、そのほかにも年に3,4回関東、関西すべてが集まって行われる定例会というものがあります。

大型イベントなどは主に長期休暇を使って行っています。

 

団体の理念はなんですか?

私たちの団体の理念は、『共生社会の実現』です。共生社会とは、共に生きる社会という意味です。2010年の流行語にも選ばれましたが、今は“無縁社会”と言われていて、お隣さん同士の付き合いがなくなりつつあり、お互いどんな人が住んでいるか分からないという人も少なくないそうです。東日本大震災でもそこの部分を強く感じました。そういう現状に対してお互いがお互いを心配しあえるような社会にするために、まずは僕たちがそこの意識を持つことと、さらに私たちは学生という立場で社会人と違って、社会的責任をまだ負わないので、いろんな人たちに自由にコミットしていける立場だと思います。その部分を生かしていきながら、自分たちだけではなく、自分たち以外のところでも、お互いをつなぎ合わせていけるよう、人と人、社会と社会を繋げていけるような立場として学生にしかできないことがあるのではないか、ということを意識して活動しています。

 

団体を通して嬉しかったことはなんですか?

何かしたい、何か人の役に立ちたいと思っていろいろ活動に参加していますが、どの活動に行っても、現地の人から『ありがとう』と言う言葉をいただけると、とても嬉しいです。IVUSAはボランティア活動に行く時の参加費は実費で、全て自分たちで準備しています。例えば移動方法や現地での宿泊場所など、私たちの団体ではこれらのことを『衣食住』と呼んでいます。この衣食住の準備と、当日の予定などをすべて考えたうえで活動しているので、より達成感が味わえます。

さらに、バングラディッシュではゴミを捨てる習慣がないのでそれを啓蒙しにいこうと、バングラディッシュの清掃活動に行ったときには、日本の大学生100人と現地の学生100人でゴミを拾ったのですが、最初は現地の大学生はあまりやる気がなかったのですが、最終日には自ら率先してゴミを拾おうと変わってくれました。日本に帰ってきてからも、自分たちで清掃活動をして、それを動画で撮ってメールで送ってきてくれたりもしました。そういう変化を感じることやお互いが感謝し合える関係ができて、今でも繋がりを持てているのはとても嬉しいことです。

 

つらかったこと、大変だったことはなんですか?

活動自体が社会に向けてやっていることなので、その作り手に関わるということは自分がやったことが、関係者の人や現地の人、その他にも活動に携わってくれた多くの人を巻き込んで活動するので、真剣に取り組んでいかなければ、たくさんの方に迷惑が掛かってしまうので、自分に対して常に厳しく、責任感を強く持って活動していかなければいけないことがとても大変でした。

また、IVUSAは阪神淡路大震災から災害救援しているのですが、去年の夏に静岡の西伊豆という場所で水害が起き、そこに災害救援に行ったときに、ボランティアに行くと、基本的にはボランティアセンターに行って自分たちのニーズとマッチングしたところにボランティアをしに行くのですが、IVUSAのことを知っている方がいると、この地域はIVUSAに任せたからと言ってもらえることがあります。そうしたときに、限られた時間の中でどれだけ現地の方のニーズに答えられるか、役に立てるか、というところもとても大変でした。

 

これからの目標は?

まず私たちは、あと三か月で卒業なので、今まで私たちが学んできたことをきちんと後輩に伝えていきたいです。そして春休みには最後の大型活動があるので、今までの集大成となれるような活動にしたいです。

また、自分が卒業してからでもIVUSAを利用できるようにしたいです。学生を卒業したから終わりではなく、社会に出てからが勝負だと思います。社会人になってから自分がどれだけ輝いた人材になれるかだと思うので、社会人になって自分が成長することによって何かIVUSAに還元できるようにしたいです。

そして活動を通して得た仲間を大切にし、IVUSAを卒業したから終わりというわけではなく、社会人になってからもそのネットワークを大切にしていきながら、新しいことをたくさんやっていけたらなと思っています。

浅見さん、生田目さんありがとうございました。

 

下記はイベントの詳細です。

第1回お祭りカンファレンス

これまで地域コミュニティの中の担い手としてほとんど考えられてこなかった若者(大学生)や外国人が、少子高齢化やグローバル化が進む中で、地域社会に新たな活力を与えてくれる存在として注目されています。
今回、全国各地で若者や外国人が祭りを通して、地域活性化に貢献している事例を学ぶとともに、その可能性や課題を考えていくカンファレンスを下記のように実施します。
これから、世代や国籍、文化的なバックグラウンドを超えて「共に生きる」社会を創造していくための契機にしていきたいと考えています。

■内容

○基調講演
平田 大六氏(新潟県関川村村長)
久繁 哲之介(地域再生プランナー)
○パネル・ディスカッション(事例の共有)とグループワーク
日本で祭りを通して地域活性化に取り組んでおられる方々に事例を紹介していただきます。
【事例発表】
若者×祭り分科会
・YOSAKOIソーラン祭り
・国際ボランティア学生協会(IVUSA)
外国人×祭り分科会
・ワンコリアフェスティバル(大阪府大阪市)
・大泉カルナバル(群馬県大泉町)
・バリヨ・フィエスタ(神奈川県横浜市)

■日時 2014年2月22日(土)13時~17時30分(開場12時30分)
■場所 都内の大学を予定しています(決定次第、アナウンスします)
■参加費 無料
■参加人数 150人程度
■お申し込み・お問い合わせ
Tel/Fax 03-6751-2683 担当:川島 宏美(日本大学1年)
E-mail [email protected]

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atsushi

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